節分といえば、玄関先に『ひいらぎいわし』を飾っていますか?

節分といえば豆まきが浮かびますが、柊鰯(ひいらぎいわし)はご存知ですか?

西日本では「やいかがし(焼嗅)」「やっかがし」などと言うそうです。これは、邪気除けとして邪悪な鬼を追い払う呪いとして玄関先に飾られます。

ひいらぎいわしは、柊の葉の棘が鬼の目を刺すということから鬼が門口から入れず、鰯を焼くときの臭いと煙とで鬼が近寄れず、玄関先に飾って鬼を追い払うというものです。鬼とは災害や病気のことで、それを祓うという意味のようです。
柊鰯
画像引用元:http://timekomi.com/53.html

なんでも鬼は鰯の臭いが嫌いなんだそうです。そこでいわしの悪臭で鬼を家に寄せ付けないようにし、もし近寄ってきてもひいらぎの葉の棘で鬼の目を刺してしまうぞということで、さすがの鬼もイヤがって逃げてしまうだろうと。昔から臭いのきついものや尖ったものは厄払い、魔よけに用いられているようです


「ひいらぎに魚の頭を挿す」という風習は935年頃からあったそうですから、平安時代から代々受け継がれてきた風習のようです。

スポンサーリンク

節分に飾ろう★ひいらぎいわしの作り方です!

1.まず鰯の頭を焼きます。
2.次に焼いた頭を柊の小枝に刺します。
3.出来あがった柊鰯を玄関先(戸口)に飾ります。
地域によっては、柊鰯にさらに豆がらを刺したり、ニンニクラッキョウを用いるところもあるそうです。

最近では、玄関先よりも家の中に飾る家庭が多いようです。

ひいらぎ
画像引用元:http://www.asgy.co.jp/plant/hiiragi.html

節分前にひいらぎいわしは、いつから飾ったらいいの?!

地域によっては異なるようですが、節分の夕暮れに戸口に立てて翌日にははずしてしまうというところから、小正月(1月15日)の翌日から節分まで飾るというところも。

また、雨水(二十四節気の一つで2月19日の頃)の日まで飾っているとか、2月一杯、ひな祭りまで飾っているという地域もあるようです。

 

「ひいらぎいわし」の動画です!
 

 『イワシの頭も信心(しんじん)から』ということわざを知っていますか?

柊鰯の習慣に由来すると言われていることわざですが、鰯の頭のようなつまらない物であっても、信ずる気持ちがあれば尊いものに見えてくるという意味です。

イワシの頭のようにとるにたらないものも、神棚にまつって信心すれば有り難いと思うようになるということから、どんなにつまらないものでも、一旦信じてしまえばありがたく思えるということです。

何かを頑固に信じきっている人に皮肉をいったりからかうときにも使われるようですよ。

また、イワシは栄養価の高い魚で、ドコサヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPA)、カルシウム、ビタミンDが豊富に含まれています。とくにここ数年、鰯が見直されていることもあって、節分にイワシ料理を食べる家庭もふえているようです。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする