節分に豆まきをするのはなぜ?由来は?

節分とは季節が移り変わるときを意味し、「立春」「立夏」「立秋」「立冬」それぞれの季節の前日のことをさしていました。江戸時代以降は特に立春(毎年2月4日頃)の前日を指すようになり、大晦日とおなじように考えられていたようです。

寒い冬から暖かい春を迎えるこの時期を1年の境とし、まさに冬と春を分ける季節の節目の日と考えられていました。



由来としては、この変わり目には邪気(鬼)が入りやすいと考えられ、新しい年を迎える前に邪気を払って福を呼び込むために、宮中行事として「追儺(ついな)」という行事が行われるようになり、その行事の一つであった豆打ちが豆まきとなったようです。

節分豆

画像引用元:http://dealer-blog.mini.jp/mini_motoren-kobe/2014/02/2-2.html

 

昔から穀物や果実には邪気を祓う霊力があるとされ、豆だけでなくお米や麦などもまいていたようです。大豆は五穀のひとつで穀霊が宿るとされ、米に次いで神事に用いられてきました。米よりも粒が大きく穀霊で悪霊を祓うのに最適であること、「魔目(豆)」を鬼の目に投げつけて鬼を滅する「魔滅」に通じるという語呂合わせから大豆を撒くようになったようです。

豆まきは、鬼に豆を投げてぶつけることで邪気を追い払い福を呼び込み、一年の無病息災を願うという意味合いがあります。

一般的には「福は内、鬼は外」と声を出しながら炒った豆を撒いて、年齢の数だけ、もしくは1つ多く豆を食べて厄除けを行います。この豆まきに使う豆は入り豆でなければいけないそうで、なぜなら生の豆を撒いて拾い忘れた豆から芽が出てしまうと縁起が悪いとされていました。豆を「炒る」が「射る」に通じて「魔目」を「射る」ことで「魔滅」となるからだそうです。

節分の豆まきの仕方にも由来あり

まず、炒った大豆「福豆」を用意し、豆まきをする夜まで「枡」、または「三方(神様にお供えをする器)」に入れて神棚に供えておきます。鬼は真夜中にやってくるということで豆まきは夜に行います。必ず家族全員が揃ってから撒きましょう!

豆まき節分

画像引用元:http://mangatop.info/sozai/event/1112/

豆を撒くのは家長の役目なので本来は一家の長が行いますが、年男、年女、厄年の人が豆まきをする場合もあります。

「鬼は外!福は内!」と言って豆まきをします。

玄関や窓を開けて「鬼は外!」と撒き、鬼が戻らないようにすぐ戸や窓を閉めます。それから「福は内!」と言いながら家の中に撒きます。鬼を追い出すように奥の部屋から順番に玄関まで撒いていきます。

豆を撒き終わったら最後に豆を食べます。一年の厄除けを願い、自分の年齢よりひとつ多く食べます。一つ多く食べるのは、新年の厄払いだから、数え年として一つ多く食べるから等の理由からだそうです。

地方によっては満年齢のまま食べる、数え年という考え方から新年の分も合わせて2個多く食べるというところも。最近では大豆に変わって落花生を撒く家庭が増えていますね。

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