徳之島の闘牛を見れば体も心も熱くなる!闘牛のイロハ

闘牛と聞くと真っ先に思い浮かべるのはスペインの闘牛かと思いますが、日本国内でも現在でも闘牛を行っている地域があることをご存知でしょうか。

6ヶ所ほど残る地域の一つに鹿児島県の徳之島があります。

長寿で知られるこの島の場所は、沖縄にほど近い奄美群島の島の一つで、奄美大島のすぐ南に位置しています。

この地で行われる闘牛おそらくアナタの想像を超えた迫力があるんです。

落ち着いた年齢となったご夫婦でもきっと熱くなれるはず!

今回は、徳之島闘牛についてご紹介します。

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画像引用元:http://www.tokunoshima-kanko.com/enjoy/bull_fight/

 

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●徳之島闘牛の歴史

少なくとも400年前に農耕用に使われていた牛同士が縄張り争いをする姿を見て、当時薩摩藩からの支配による厳しいサトウキビの生産に追われていた島民が、娯楽の一環として始めたのが闘牛の起源だろうと言われています。

戦前までは島の年中行事の際に、川原や浜辺などに闘牛場を作って牛主同士によって闘牛の歴史は紡がれてきました。

戦後になると運営組織が確立され、組合規約が作られ、入場料として運営費を得られるようになりました。

昭和42年には徳之島を構成する3町である徳之島町伊仙町(いせんちょう)・天城町(あまぎちょう)に闘牛協会が作られ、この三町の協会をまとめる「徳之島闘牛連合会」も設立され、闘牛の歴史は守り伝えられています。

 

●闘牛のルールや運営

ルール

スペインの様に人と牛が闘うものではなく、牛同士が角で突き刺す等して闘います。

片方の牛が戦意を消失すれば決着は付いたものとみなされ、数十秒~数時間とその試合時間はまちまちですが最近では30分程度の時間制限を設けるようになりました。

 
牛のクラス

1トン前後の「横綱」、950kg以下の「中量級」、「850kg以下の「軽量級」、750kg以下の「ミニ軽量級」のそれぞれのタイトル戦が行われています。

横綱の中で優勝すると「全島一横綱」のタイトルが与えられ、全ての牛主はこの称号を目指して日々牛の飼育に励んでいます。

また大相撲の様な横綱から前頭までの番付が過去の実績に基づいて製作されています。

 
大会

毎年、「全島大会」と呼ばれる初場所(1月)・春場所(5月)・秋場所(10月)が開かれ、島民の一割が集まる程に熱狂します。

また「全島大会」と前後した日やお盆には牛主同士が出資して各地の闘牛場で闘牛大会が開かれます。

徳之島内には6ヶ所の闘牛場があり、ドーム型のものから野外のものや収容人数とその規模は様々です。

観戦料は、「全島大会」が3000円、それ以外は2500円程です。

試合中や勝敗が決まると、「ワイド!ワイド!」という掛け声・手舞い・足舞い・指笛・楽器で盛大に盛り上がり、奄美群島らしさを体験することができます。

 

闘牛の様子です
 

●徳之島島民にとっての闘牛

奄美群島に伝わる島唄の一つに「ワイド節」があります。

「ワイド」とはワッショイの方言で、辛い生活や切ない恋をテーマにした哀愁漂う曲が多い中で、アップテンポで威勢の良い曲として島民に親しまれています。

この唄に象徴される様に、闘牛は島の宝です。

朝夕には高校生が巨大な牛を散歩させる姿が道や浜辺で見られます。

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画像引用元:http://ja.twtrland.com/profile/awesome_Amami

 

 
いかがでしたでしょうか。

徳之島の闘牛は島の文化の象徴と言えるでしょう。

徳之島空港に降り立つと妊婦が寝ている様な「寝姿山」が見え、一番利便性が良いであろうレンタカーを借りて島内を散策してみてください。

亜熱帯の植物群と美しい海に囲まれながらそこかしこにサトウキビ畑が見れます。

奄美群島一の黒糖製造量を誇る徳之島ですので、サトウキビを満載したトラックを目にすることができます。

闘志あふれる闘牛を見る時にはぜひヤギ汁を食べてみてください。

生姜をたっぷり入れても消すことのできないヤギの味と香りをぜひ旅の話しの種に体験してみてください。

闘牛をはじめとする徳之島特有の文化や自然をぜひ体験しに行ってみてください!

 

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