21世紀枠2015の出場校決定!出場枠3校の紹介と特徴

21世紀枠とは、高校野球全国大会のうちで春に開催される選抜高等学校野球大会(センバツ)のなかの出場枠の一つで、秋季大会の成績にとらわれない”清新の気風にあふれたチーム”を選考するという理由で、2001年に新たに導入された制度です。

21世紀枠 2015

画像引用元 http://www.osaka0.jp/img_news/00566/news_img.jpg

21世紀枠で選ばれるためには、各都道府県の秋季大会でベスト8以上、また参加128校以上の加盟校が多い都道府県ではベスト16以上の成績を残していることが前提条件です。

そのうえで、部員不足などの恵まれない環境条件を克服したチーム、文武両道などで他校や地域において模範となるようなチーム、あと一歩というところでなかなか甲子園へのチャンスを逃し続けているチームなどを別枠で甲子園に出場させ、多くの野球部員に夢と希望を与えようというものです。

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2015年21世紀枠で選ばれた学校は?

2015年は、愛知の愛知県立豊橋工業高等学校、和歌山の和歌山県立桐蔭高等学校、そして愛媛の愛媛県立松山東高等学校の3校に決まりました。

◆愛知県立豊橋工業高等学校

21世紀枠 2015画像引用元 http://www.tonichi.net/news/index.php?id=42569

豊橋工業高校は、公立高校であるうえに強豪校でもないため部費も多くありませんが、創意工夫をしながら野球の練習に励んでいます。

引退した3年生が授業で学んだことを生かして練習器具を残すのが伝統となっており、防球ネットやバット立て、S・B・Oの電光掲示カウンター、整備用のトンボやダンベル、打撃練習用のビニールハウス、観客用の椅子も歴代部員の手作りによるものです。

グラウンドは他部と共有なので外野の守備練習は土日しかできない中、生徒たちが測量機器を使ってマウンドだけは公認野球規則通りに整備し、そのマウンドで練習を重ねた森奎真投手はプロからも注目されているようです。

昨今の甲子園出場校の中では、レギュラーに地元出身者がいない、全国から野球留学で集められているといったチームが多数あることが取りざたされていますが、豊橋工業高校はほとんどの部員が豊橋市立中学校出身、他の部員も全員が豊橋近隣の東三河出身者だそうです。

◆和歌山県立桐蔭高等学校

21世紀枠 2015画像引用元 http://wbs.co.jp/news/2015/01/23/54973.html

桐蔭高校は、陸上競技・科学部・ESSなどが毎年安定して全国大会に出場するという部活動に活発な高校であるとともに、現役国公立大学合格率67%を誇る県下随一の進学校でもあります。

野球部は、和歌山中学時代を含めて今年(2015年)で創部118年目を迎えます。硬式野球部は高校野球の古豪として知られており、戦前の旧制和歌山中時代には、全国中等学校優勝野球大会(現・全国高等学校野球選手権大会)で1914年・1915年と連覇を果たしました。

選抜中等学校野球大会(現・選抜高等学校野球大会)でも1927年に優勝。戦後も全国高等学校野球選手権大会で1948年と1961年に準優勝しています。

1915年の第1回の夏の大会から出場し続けており、県内でも有数の進学校として文武両道を実践。21世紀枠2015の今回の選抜高等学校野球大会で53年ぶり16度目の出場となります。

◆愛媛県立松山東高等学校

21世紀枠 2015画像引用元 http://www.hb-nippon.com/news/36-hb-bsinfo/15795-bsinfo20150123002

松山東高校は、これまでに、春は1933年の第10回大会、夏は1933年の第19回大会と1950年の第32回大会と、春夏合わせて3回甲子園に出場しています。今秋の県大会では、63年ぶりに決勝進出を果たしました。

他の部と運動場を共用しながら部員と指導者が一体となって創意工夫を凝らした練習で成果を上げたことや、学業と部活動を両立させていることが評価されました。

全国大会へ出場している運動部、文化部が多く、部活動が活発であることに加えて、卒業後は難関大学への進学者も排出するなど文武両道のレベルが高い学校です。

同校には正岡子規高浜虚子をはじめ、ノーベル文学賞受賞者の大江健三郎など、政治家、作家、アナウンサーなど著名なOBが多数います。

 

高校野球は、プロ野球と違って試合が始まると何が起こるか分かりません。選手の皆さんには悔いのないよう精一杯頑張ってほしいものですね。

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