2015年マスターズ出場の松山秀樹 過去の戦績を振り返る
春のゴルフで有名な「マスターズ・トーナメント」はアメリカ・ジョージア州のオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブを会場に開かれているゴルフのメジャー選手権のひとつです。
毎年4月2週目の日曜日に最終日を基準に開催され、出場選手は前年度の世界各地のツアーでの賞金ランキング上位者、メジャー優勝者などです。
招待資格を満たす名手(マスター)たちしか出場できないことから“ゴルフの祭典”として敬愛されています。
2015年の日本の出場者は松山英樹
画像引用元:http://news.golfdigest.co.jp
どんなプレーをしてどんな結果を残すのか?!
とっても気になりますね!
その松山英樹に2015年4月の「マスターズ」の招待状が届いたのは母校東北福祉大。
冬休み中だったため気づかれず、仕事始めの前日1月5日に、ゴルフ部の阿部靖彦監督が郵便物の中から発見。松山英樹の連絡先は初出場の11年から同大のままでした。
世界ランク16位で出場の資格を持っているが、「招待状が届くとやはり気持ちが違う」と言われています。
今回は、2015年4月の「マスターズ」を見る前に、注目の松山英樹のバイオグラフィーと、マスターズの松山秀樹の過去の戦績をアマチュアで初めて出場した2011年~プロとして出場した2014年までざっとおさらいしてみたいと思います。
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2015年マスターズ出場 松山秀樹のバイオグラフィー
父の影響で4歳からゴルフを始め、高知・明徳義塾高時代には全国高等学校選手権、日本ジュニアゴルフ選手権競技のタイトルを獲得しました。同学年の石川遼とは、ジュニア時代からしのぎを削ってきた仲だそうです。
2008年以降、日本ゴルフ協会(JGA)のナショナルチームに、3度選抜される経歴を持ち、2010年、 霞ヶ関CCで開催された「アジア・アマチュア選手権」で優勝。
アマチュアとしては日本人で初めて「マスターズ」出場権(2011年大会)を獲得しました。
松山秀樹 過去のマスターズ・トーナメントの戦績は?
2011年
日本人アマチュアとして「マスターズ」に初出場!
初日
初舞台ながらも堂々としたプレーで2度のミラクルを起こしました。1度目は4番パー3、グリーン手前20メートルの超ロングパットを捻じ込み、派手な「マスターズ」初バーディを奪い、2度目のミラクルは、1アンダーで迎えた13番パー5。
堂々のオーガスタデビューを果たしました。
2日目
イーブンの31位タイで迎えた2日目、3バーディ、4ボギーの「73」で回り、通算1オーバーでフィニッシュ。カットラインギリギリとなる43位タイにとどまり、見事に予選突破。19歳と1ヶ月は、日本人最年少での予選突破記録だそうです。
3日目
勢いが止まらない松山秀樹は決勝で5バーディ、1ボギーの「68」をマークし、通算3アンダーの18位タイに急浮上。アマチュアでは松山1人が決勝に残り「シルバーカップ(ローアマのトロフィ)をもらいたい」と、淀みなく堂々と口にしていたそうです。最終日
「マスターズ」の表彰式の舞台に、日本人が立つ歴史的な瞬間を迎えました。通算1アンダーの27位タイと、堂々たる成績でローアマチュアを獲得しました。
優勝したチャール・シュワルツェルらとともに表彰式の舞台に立ちスタンディングオベーションで万雷の拍手を浴びていました。
2011年のハイライトを動画で確認!
2012年
初日
アマチュアとして2年連続の出場を果たした松山英樹は3バーディ、2ボギーの「71」をマークして1アンダーの14位タイと上々のスタートを切りました。2日日
「74」で回り、通算1オーバーの31位タイで2年連続の決勝ラウンド進出。実はこの時、松山英樹は“トップと10打差以内”のルールを、知らずにプレーしていたそうですw
3日日
2バーディ、2ボギーの「72」で回り通算1オーバーのまま。27位タイで最終日を迎えました。最終日
「80」と崩れ、通算9オーバーの54位タイに終わり、2年連続のローアマチュア獲得を逃しました。
2013年
プロデビューし日本の賞金王に戴冠し、全米オープン10位、全英オープン6位と好成績ならがらも、残念ながら「マスターズ」への出場はできませんでした。2014年
初日
プロとして初めて挑む「マスターズ」。2バーディ8ボギー1ダブルボギーの「80」と崩れて8オーバー。2日日
「80」→「71」の意地を見せたものの、通算7オーバーの151ストローク。カットラインに2打及ばず、プロとして初めての「マスターズ」は予選落ちという結果に・・・。左手親指付け根を痛めていたこともあってか、マスターズ以外の大会でも満足な結果は出せませんでした。
松山英樹の2011年~2014年のゴルフ四大メジャー大会の成績
参考までにゴルフ四大メジャー大会の成績を表にしました。(×は不出場)マスターズ | 全米 | 全英 | 全米プロ | |
2011年 | 27位 | × | × | × |
2012年 | 54位 | × | × | × |
2013年 | × | 10位 | 6位 | 19位 |
2014年 | 予選落ち | 35位 | 39位 | 35位 |
全英6位が過去最高順位です。
アマチュア初出場で華々しく表彰式の舞台に立ったものの、他の3つのメジャーでの成績に比べマスターズに限っては、思うように結果が出ていません。
「メジャーで勝ちたい。より高いレベルでプレーしたい」という松山。
そんなに甘い世界では無いことを思い知らされた経験と、世界ランク16位の意地にかけて今年こそはとメラメラと闘志を燃やして挑んでくるのではないでしょうか?
結果が楽しみですね。
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