三十三間堂の通し矢はお正月ならではの華やかな京の風物詩です。

京都市東山区にある仏堂「三十三間堂」の西側の特設射場で行われる矢を射通す競技大会「大的(おおまと)大会」が三十三間堂の通し矢のことです。毎年1月15日の成人の日に行われていましたが、現在は1月15日に近い日曜日に開催されています。

三十三間堂 通し矢
江戸時代からの伝統的な競技通し矢に由来するもので、全国から集まった新成人や称号者ら男女2千人が弓道の腕を競い合います。

画像引用元:http://www.47news.jp/CN/201101/CN2011011601000103.html



色とりどりの振り袖にはかま姿の新成人らが射場に立ち、60メートル離れた的を目がけて弓を引き、2本の矢で競い合います。振り袖・はかま姿の華やかな風景を観ようと多くの方々が訪れます。

この通し矢「大的大会」には、範士や教士などの武道における称号を持つ称号者と、開催年度に新成人を迎える方のみが参加できるということで、ほとんどの方が一生に一度しかこの射場に立つことができません。そのため全国各地から参加されています。

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●三十三間堂の通し矢「大的大会」に 参加したい!

参加資格は次の要件を備えている人です。
◆開催の年度に新成人なる人。
◆大会の登録期限である前年の9月30日までに初段以上を有していること。
◆成人以外の一般の方の場合は、範士や教士など武道における称号を持っていること。

参加方法など大会の詳細については京都府弓道連盟にお問い合わせください。
<事務局>京都府弓道連盟
〒601-8047 京都市南区東九条下殿田町70 京都府スポーツセンター内
TEL 075-692-3484  /  FAX 075-692-3484
E-mail  kyoto-kyudo@poem.ocn.ne.jp

参加申込書は、京都府弓道連盟に直接請求し申込むようになりますが、電話がつながりにくかったりしますので、FAXで申し込むのがよいかもしれません。

「三十三間堂大的全国大会申込書希望」として、郵便番号、住所・氏名・電話番号を明記して請求すると送付してくれますよ。
華やかな「大的大会」の様子です!
江戸時代に武士が弓の腕を競い合ったことから始まった通し矢ですが、昔は現在の倍の120メートルも離れた的に弓を当てその本数で競い合ったそうです。

その記録は、寛文2年に尾州の星野勘左衛門が6666本を通して「天下一」を名乗りましたが、寛文8年(1668年)に紀州の葛西園右衛門が7077本を通して「天下一」を奪取しました。翌9年(1669年)5月2日に星野勘左衛門が再度挑戦し、総矢10542本中正午までに8000本を通して葛西の記録を塗り替え「惣一」を手中にしました。

この記録は長らく破られることがありませんでしたが、貞亨3年(1686年)4月27日、紀州の和佐大八郎が弱冠18歳で総矢13053本中8138本を通し、通し矢史上不朽の大記録を打ち立てました。

この大八郎の24時間での総矢13053本は、1時間に544本、1分に約9本を射つ速さとなり、弓の強さ、技術、そして精神力は想像を絶するものであったそうです。

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