首から下げる花粉症対策グッズは効果をよく知った上で身につけて! 

花粉症で悩む人にとっては、その時期は外に出るのはもちろんのこと窓を開けるのも憂鬱なものですね。

近年、ペンダントの様に首から下げるだけで花粉やウィルスをガードしてくれることをうたう商品が出ていることをご存知ですか?

夢のようなこの製品なのですが、少し注意が必要なのです。

今回は、そんな花粉症対策グッズを紹介したいと思います。

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●首下げ型の花粉対策グッズとはどんな製品なの?

ウィルスブロッカー」(エンブロイ株式会社)や「エアーマスク」(中京医薬品)といった商品が有名です。

開封後1~2ヶ月保ち、価格は1000円以内。116_headtitle-file_670
画像引用元:http://9383.jp/detail.html?no=116&c=2

首から下げるタイプの社員証の様な形状をしており、これを首から吊るしておくか胸ポケットに入れておくことで発生する二酸化塩素(プールの消毒薬でおなじみですね)によって1㎥程度の空間除菌消臭ができるというものです。

類似品である「ウィルスプロテクター」は次亜塩素酸ナトリウムを含んでおり水に濡れて発熱したための火傷事故が報告されていますが、「ウィルスプロテクター」や「エアーマスク」には次亜塩素酸ナトリウムは含まれていないとのことです。

首下げ型の花粉対策グッズ使用上の注意点

この二酸化塩素が発生しているという仕組み自体に殺菌や消臭の効果は確かにあるそうです。

しかしこの二酸化塩素の濃度というのが、酢よりは濃く、薄めの硫酸くらい、という程なので、授乳中のお母さんが首から下げていると赤ちゃんには濃度の高すぎる二酸化塩素がすぐ近くにあり危険です。

また接触している衣類の変質・変色も起こりうるでしょう。

さらにこの製品を胸元に身につけていて口元までの距離で製品の宣伝文句通りの効果が期待できるのは空気の移動のない密閉空間で行った場合であることから、消費者へ誤解を招く誇大広告だと2014年3月27日に消費者庁が措置命令を下しました。

ネット上にはこれ以前になされたメディアでの紹介文や広告が多数載っており、中には「二酸化塩素が花粉のタンパク質を分解!」という理由から花粉症対策グッズとしても宣伝されましたが、現在ではこれらの商品に花粉症対策になるとは書かれていません。

そもそも二酸化塩素の殺菌効果は人体の持つ有益な菌も構わずに殺菌してしまうため、逆に風邪ウィルスへの抵抗力が損なわれることが懸念されています。

現在では、ウイルスブロッカーを製造しているエンブロイ社では「※実験は密閉空間など、限られた条件の元で行われています。使用環境によっては実験同様の効果を得られません。あくまで二酸化塩素の実験結果として、ご参照ください。」という注意書きをして二酸化塩素の除菌・消臭力を紹介しています。

 

いかがでしたでしょうか。

これらのことを念頭に置き、製品のサイトをよく読み、納得された上での購入をオススメします。
動画は消費者庁が空間除菌グッズ一部商品に「誇大広告」だと措置命令をくだした旨のニュースです。
新しいタイプの製品だけに、広告宣伝は良く吟味しなくてはなりませんね。

とはいっても、花粉のつらさはすこしでも軽減したいところです。

間違いの無い製品をつかって、すこしでも花粉症のつらさからみを守りましょう。

首から下げる花粉対策グッズがも有効につかって!

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