雛人形の処分は心をこめて!
雛人形は、子供の身代わりとなって事故や病気から守ってくれるとされ、子どもが健やかに幸せに無事育つようにと願って飾られます。
結婚したら、雛人形はどうしていますか?
画像引用元:http://www.jikemachi.or.jp/SHOP/24101/24102/list.html
・嫁ぎ先に持っていって自分で飾ります
・親が実家で飾っています
・結婚したらもういらないので処分します
・供養してから処分します 等々
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●雛人形の役割
人形の専門店「久月」によると、雛人形は一人の女性の身代わりとなって厄払いをしてきたものなので、女の子が生まれても、別の雛人形を飾って祝うそうです。姉妹の場合もそれぞれ別の雛人形を飾らなければならないようです。最近では、家庭の事情、住宅事情などで、なかなかそうはいかないようですが・・・。昔は、雛人形を嫁入り道具のひとつとして嫁ぎ先に持っていったようですが、現代では、女の子が成長し良縁に恵まれるまでと考えるのが一般的で、お嫁に行くときに一緒に持っていかなくなったようです。
●雛人形の処分
雛人形の処分はどうしているのでしょうか? 結婚したときに処分するということでしょうか?魂がやどるとい言われている人形を、必要がなくなったからと言ってゴミには出せないですよね。必要のなくなった雛人形についての扱い方・考え方は、地域・個人によっても異なるようです。
身代わりとなってくれた雛人形の役目が終わったということで、お寺や神社で心を込めて供養してもらうのが一番良いようです。

画像印象元:http://shoryakuji.jp/event/event4.html
近くの神社やお寺でも人形供養をしてくれるところがあるかもしれません。雛人形を供養してくれる全国の神社を紹介していますので参考にしてみてください。供養の受付時期も神社によって様々のようです。
供養以外にも、寄付をするという方法もあるようです。日本では寄付という習慣にあまりなじみがないようですが、海外では寄付という習慣が普通に行われています。
でも、どこに寄付したらいいのか分からないですよね。近所の幼稚園や施設などに寄付をするのもいいかもしれませんが、できれば雛人形が欲しいという方にあげたいですよね。そんな方には、欲しいという方と寄付をしたいという方を仲介してくれる企業もあるようです。
一般社団法人日本人形協会では毎年10月頃に「東京大神宮人形感謝祭」を開催し、雛人形を供養してくれるようです。
なかには、オークションに出品されているものもあるようです。オークションに慣れている方は一度チェックしてみてもいいかもしれません。
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