茅の輪くぐりのやり方や由来がわかった!とっても厳かな気持ち

一年の穢れを祓い落として新しい年を迎えようと12月の晦日に行われるのが「大祓」ですが、それに対し、旧暦の6月末に一年の前半が終わり、この半年分の穢れを落とすために行われる神事が夏越の祓です。

茅の輪くぐり やり方 由来画像引用元 http://koza5555.exblog.jp/tags/%E5%A4%8F%E8%B6%8A%E3%81%AE%E7%A5%93/

旧暦から新暦に変わった今も、6月末には各地の神社で夏越の祓が行われ、一年の前半の穢れを落とすとともに、後半も健康で元気に暮らせるようにと、無病息災を願い茅の輪くぐりが行われます。

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茅の輪くぐり(ちのわくぐり)について

夏越の祓の行事として行われる茅の輪くぐりですが、イネ科の多年草である茅(ちがや)を束ねて大きな輪にし、それを神社の境内に作り、この輪をくぐることで、病気や災いから逃れることができるという厄落としの方法です。

茅の輪くぐりのやり方

茅の輪をくぐるときのやり方は、「水無月の夏越の祓する人は、千歳(ちとせ)の命のぶというなり」と唱えながら、左回り、右回り、左回りと八の字を書くようにして3度くぐり抜けます。

茅の輪くぐり やり方 由来画像引用元 http://blog.goo.ne.jp/awakura_onsen/e/3f77c5328fbb5663c1d5ab8c91814e0b

茅の輪くぐりの由来

茅の輪くぐりの由来は、「備後の国風土記」(奈良時代)によると、日本神話の中で、ヤマタノオロチを倒した素盞鳴尊(スサノオノミコト)が、旅をしている途中で、蘇民将来(そみんしょうらい)・巨旦将来(こたんしょうらい)の兄弟のところに宿を求めました。

弟の巨旦将来は、裕福にもかかわらず宿泊を拒んだのに対し、兄の蘇民将来は、貧しいながらも喜んで厚くもてなしてくれました。

数年が経ち、再び蘇民将来の家を訪れた素盞鳴尊は、「もし悪い病気が流行することがあったら、茅で輪を作り腰につけていれば病気にかからない」と教えられました。

その後、疫病が流行したときに、弟の巨旦将来の家族は病に倒れてしまいましたが、兄の蘇民将来とその家族は茅の輪で助かったということで、「蘇民将来」と書いた紙を門にはっておくと災いから免れられるという信仰が生まれました。

最初は、腰につけるほど茅の輪も小さいものでしたが、時代がたつにつれて大きくなり、今では大きな茅の輪の中をくぐって罪やけがれを取り除くようになりました。

★大宮氷川神社の茅の輪くぐり


夏越の祓は「水無月の祓」ともいわれますが、、梅雨から夏にかけての6月末のこの時期は、昔は天然痘などの疫病が流行りました。

その疫病除けにも、禊をして邪悪な穢れを祓い災難を予防するという茅の輪くぐりは、効力があったようです。

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