喪中のお宅へのお中元!贈ってOK?のしその他のマナーなど
先日、知人に不幸がありました。日頃お世話になっている方ですので、できればいつも通りにお中元を贈りたいと思っています。
喪中のお宅へお中元を贈っても大丈夫なのでしょうか?マナーとして特に問題はないのでしょうか?
画像引用元 https://krachie.ameba.jp/lifestyle/funeral/mourning/%E5%96%AA%E4%B8%AD%E3%81%8A%E4%B8%AD%E5%85%83.html
冠婚葬祭に関するマナーは、結構、悩んだり迷ってしまうことが多々あります。喪中のお宅へいつも通りにお中元を贈っても大丈夫でしょうか?
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喪中のお宅へのお中元は贈っても大丈夫?
いつも通りにお中元を贈って構いません。お中元は、お歳暮もそうですが、日頃お世話になっている方への感謝の気持ちとして贈るものなので、普通に贈って大丈夫です。
お中元はお祝い事ではありません。日頃のお付き合いに感謝をするという挨拶のようなものですので、贈っても特に問題はありません。
「おはようございます」「こんにちは」「さようなら」「ありがとう」等と同じように、普段のご挨拶のひとつと考えればよいのです。
ただし、マナーをとても気になさる方とか、よく思われない方もいらっしゃいます。贈るときには気をつけてくださいネ。
喪中のお宅へお中元を贈る際に注意すべきマナー
先方が喪中であることを知っているのなら、まず四十九日の期間中に贈ることは避けましょう。この期間中は、先方も何かと慌ただしいですし、まだ気持ちの整理が付いていなかったりなど、相手の気持ちを察してあげることも大切です。
お中元が四十九日の時期と重なるようでしたら、日にちをずらして送るとよいでしょう。
お中元の時期をずらし、表書きを「暑中御見舞」「残暑御見舞」「寒中御見舞」などで贈ります。この時はのしや紅白の水引は使用せず、白無地の紙や短冊を使用しましょう。
四十九日の時期に送ると、お中元というよりも香典の意味合いの方が強くなり、本来の感謝の気持ちが伝わりにくくなる場合もありますので。
お中元は、いつからいつまでと正確に決まっているわけではありません。たとえば、関東なら7月初旬~7月中旬まで、関西なら8月にお盆を行いますので、7月下旬から8月中旬までに贈るのが一般的とされています。
また、絶対にやってはいけないことは、故人宛にお中元を贈ろうとすることです。
故人にお世話になっていたから、例年通りお中元を贈りたいからといって、亡くなった方宛に贈ることは絶対やらないように!
ご家族など相手の心情を察すると、とても辛く悲しい気持ちにさせてしまいますよ。

相手が亡くなったときは、縁が切れたときとされています。感謝していても送る必要はありません。
感謝の気持ちを込めて贈るはずが、かえって相手を傷つけてしまう場合がありますので、くれぐれも基本的なマナーには、気をつけてくださいネ!
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