抗糖化対策をしっかり!たるみ、くすみもばっちりケア
こんがりと焼き上がったホットケーキ。たっぷりのはちみつをかけて食べたら最高です!
ホットケーキは、小麦粉に砂糖、卵、牛乳を混ぜて褐色の色に焼きあげますが、褐色の色は、糖化することによって起こります。
この糖化は、人間の肌の内側でも起こっており、肌を老化させる大きな原因のひとつにもなっています。
画像引用元 http://event.rakuten.co.jp/incentive/beauty/column/beauty_20141104.html
お肌に悪影響を及ぼし、老化につながるたるみやくすみの原因にもなる糖化。
その原因は、過食や運動不足、加齢による代謝の衰えなどが考えられます。
糖化を防ぐためには食事や運動などの生活習慣が大切です!
糖を余らせない生活習慣「抗糖化」が老化対策の近道です。
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糖化が老化につながる仕組み
ご飯や食パン、うどんなどの炭水化物は糖に分解されてエネルギーとなって消費されますが、エネルギーとして代謝されなかった糖は、体内にあるたんぱく質と結びついて糖化という現象を起こし、「異常たんぱく質AGEs」という物質を作りだします。異常たんぱく質は、肌の弾力やハリの基となるコラーゲンやエラスチンといった、肌をつくるたんぱく質の代謝をくるわせ、細胞を褐色化させてしまいます。その結果、肌がたるんだり、黄色っぽくくすんだりします。
くすみは、肌のハリや弾力を生み出すコラーゲンが糖化することでも起こります。
体内で糖化が進むと、肌のごわつきや乾燥・しみができやすくなり、たんぱく質でできている髪もツヤを失ったり、抜け毛が増えたりといった老化の原因にもなります。
異常たんぱく質は、一度出来てしまうと分解されることなく体内にどんどん蓄積していきます。
炭水化物を分解して糖にし、エネルギーとして生きている私たちは、常に糖化しやすい状況にあるのです。
このため、抗糖化への適切な対策が必要です。

画像引用元 http://gathery.recruit-lifestyle.co.jp/article/1141338153106531001/1141353312546741501
抗糖化対策のポイント
糖化の対策としては、食事や運動といった生活習慣が重要になります。食品の場合
抗糖化といっても炭水化物や糖質を抜くことは間違いで、バランスよく食べることが大切です。
糖化は、焼き菓子やドーナツ、ケーキなど、たんぱく質やアミノ酸に糖を混ぜて加熱する調理の過程でも起こりますから、甘いものはひかえるように心がけましょう。
炭水化物の摂り過ぎも糖化につながります。摂り過ぎに気をつけてください。
食べる順番も大切です。野菜やナッツ類、果物など食物繊維の多い食品を先に食べてから、肉や魚、卵などのたんぱく質、最後にご飯やパン、麺類などの炭水化物という順に食べると、糖質の吸収をゆるやかにしてくれます。
また、運動後や空腹時に糖分の高い食品を食べると、血糖値の急上昇を招くので注意しましょう。
化粧品の場合
たるみやくすみ対策には、コラーゲンの再生を促すビタミンCの入ったものや、UV効果のあるものがおすすめです。
小じわを防ぐには、レチノ―ルや保湿効果のあるもので、ぬかりなくケアをすることが大切です。
「糖化対策」をメインとして開発されている化粧品はほとんどないので、化粧品は「ビタミンA」や「ビタミンE」を配合していることを一つの基準として選ぶのがよいでしょう。
運動の場合
食後なるべく早めに運動することで、血糖値の急上昇を抑えることができます。
目安としては10分以上歩くなど、消化に負担をかけない程度の軽めの運動を心がけてください。

画像引用元 http://www.synergy-clinic.com/topics/000369.php
毎日の食生活を見直し、炭水化物の摂り過ぎに注意しましょう。食べる順番も気を付けて!
適度な運動も大切です。
日頃の生活習慣が大切ですから、食事や運動に気を付けて、肌やからだの老化防ぎましょう。
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